Method
下水道防食
サンガードEP工法
写真 配置予定
サンガードEP工法とは?
サンガードEP工法(A工法〜D工法)は、有機酸腐食に対して高い耐久性を持つ塗布型ライニング工法です。現在の市場で最も経済的かつ採用実績が豊富で、下水道施設の腐食環境に強い信頼性を発揮します。日本下水道事業団のA種〜D種に対応し、ビルピット施設など有機酸が発生するコンクリート水槽にも使用可能です。
工法特色
専用の素地調整剤と厚膜対応のエポキシ樹脂により、下水道特有の腐食環境下でも長期の防食性能を発揮。有機溶剤を含まないため、安全性にも優れています。
特徴
- 作業性:一度に厚付けが可能で、ガラスクロスが不要です。
- 接着性:専用の素地調整を用いることで躯体との密着性に優れます。
- 耐酸性:耐有機酸性・硫酸性に優れ、ビルピット施設等の有機酸の発生するコンクリート水槽に使用できます。
- 安全性:有機溶剤を含まないので、引火燃焼及び中毒の危険がありません。
利点
- 無機系素地調整剤を使用することで、湿潤面の施工が可能となります。
- 供用後に発生する背面水圧による膨れを低減させ、長期耐久性の向上が見込めます。
利益
- 無機系素地調整剤の採用により、躯体コンクリートの強制乾燥は不要となります(ただし浮き水は接着不良の原因となるため除去が必要)。
- 従来のエポキシ樹脂より耐薬品性に優れるため、広い範囲の下水施設で使用することができます。
設計仕様
A種設計仕様
| 工程 | 仕様材料 | 使用量 (kg/m²) | 施工方法 |
|---|---|---|---|
| 素地調整 | SRエポミルクEM | 1.0 | 金ゴテ等 |
| プライマー | SRエポミルクプライマー | 0.15 | ローラー、ハケ等 |
| しごき塗り | サンユコート L-273 しごき塗り | 0.4 | 金ゴテ等 |
| 設計厚:0.2mm以上(硬化後厚さ) | |||
B種設計仕様
| 工程 | 仕様材料 | 使用量 (kg/m²) | 施工方法 |
|---|---|---|---|
| 素地調整 | SRエポミルクEM | 1.0 | 金ゴテ等 |
| プライマー | SRエポミルクプライマー | 0.15 | ローラー、ハケ等 |
| しごき塗り① | サンユコート L-273 しごき塗り | 0.2 | 金ゴテ等 |
| しごき塗り② | サンユコート L-273 しごき塗り | 0.4 | 金ゴテ等 |
| 設計厚:0.35mm以上(硬化後厚さ) | |||
C種設計仕様
| 工程 | 仕様材料 | 使用量 (kg/m²) | 施工方法 |
|---|---|---|---|
| 素地調整 | SRエポミルクEM | 1.0 | 金ゴテ等 |
| プライマー | SRエポミルクプライマー | 0.15 | ローラー、ハケ等 |
| 上塗り | サンユコート L-273 | 0.8 | 金ゴテ等 |
| しごき塗り | サンユコート L-273 しごき塗り | 0.4 | 金ゴテ等 |
| 設計厚:0.7mm以上(硬化後厚さ) | |||
D種設計仕様
| 工程 | 仕様材料 | 使用量 (kg/m²) | 施工方法 |
|---|---|---|---|
| 素地調整 | SRエポミルクEM | 1.0 | 金ゴテ等 |
| プライマー | SRエポミルクプライマー | 0.15 | ローラー、ハケ等 |
| 上塗り① | サンユコート L-273 | 0.8 | 金ゴテ等 |
| 上塗り② | サンユコート L-273 | 0.8 | 金ゴテ等 |
| しごき塗り | サンユコート L-273 しごき塗り | 0.4 | 金ゴテ等 |
| 設計厚:1.3mm以上(硬化後厚さ) | |||
よくあるご質問・ご注意
エポキシ樹脂を塗り重ねる場合は、塗装面の結露にご注意ください。塗装面の結露は接着不良を発生させ、層間剥離の原因となります。
紫外線・硬化時の熱(太陽光・蛍光灯等)により黄変が発生する場合があります。黄変が発生しても物性には影響はありませんが、事前に関係者にご周知いただきますようお願いいたします。