Method
上水道防食
安全な水を、長く届け続けるために。
上水道施設は、私たちの暮らしを支える最も基本的なインフラです。
浄水場、配水池をはじめとするコンクリート構造物は、常に水に接する過酷な環境にあり、経年による腐食や劣化は避けられません。
サンユレジン工業会は、エポキシ樹脂ライニングを中心とした防食技術で、上水道施設の安全性と長寿命化を支えています。
上水道施設の構成
上水道施設のしくみ
上水道施設は、水源から家庭に届くまで、いくつもの処理・貯留工程を経ています。これらの施設にはコンクリート水槽が多く使われており、それぞれが防食対策の対象となります。

施設一覧
施設
役割
沈砂池
砂や土など重い不純物を沈めて取り除く。
凝集池
凝集剤を加え、微細な不純物をフロック(かたまり)にする。
沈殿池
フロックを底に沈めて除去する。
ろ過池
砂や活性炭の層を通し、微細な不純物やにおい成分を取り除く。
浄水池(清水池)
浄水処理を終えた水を一時的に貯留し、配水池へ送水する。
配水池
各地域の高台に設置され、水圧の調整や需要変動への対応、災害時のバックアップを担う。
防食が求められる理由
上水道施設は「生命インフラ」です。配管や貯水設備を安全で清潔な状態に保つには、内面を腐食や汚染から守る確実な防護が欠かせません。
POINT.01
既存設備の延命でコストを削減
老朽化した設備の全面更新には、膨大なコストと工期が必要です。エポキシ樹脂ライニングは、既存設備の内面を再生する手法です。設備を活かしたまま延命化でき、更新工事と比べて工期の短縮とコスト削減を両立します。
POINT.02
長期間の耐久性と衛生性
エポキシ樹脂は耐薬品性・耐水性・密着性に優れ、長期にわたって衛生的な状態を維持します。長年の施工実績と供用実績が、その安全性と経済性を裏付けています。
POINT.03
環境負荷の低減
設備を廃棄せず再生利用できるため、廃材の削減やCO₂排出量の抑制に寄与します。循環型インフラが求められる時代に即した、持続可能な維持管理手法です。
サンユレジン工業会だからできること
当協会は、上水道コンクリート水槽の防水・防食・水質維持を目的とした無溶剤系エポキシ樹脂塗料を独自に開発・供給しています。日本水道協会 JWWA K 143 および厚生省令第15号の基準に適合した材料であり、飲料水を扱う施設に安心して使用できる品質です。
強みの一覧
規格適合のライニング材を自社開発
JWWA K 143・厚生省令第15号に適合するエポキシ樹脂塗料を供給
速硬化型ウレタン樹脂塗料もラインナップ
工期短縮が求められる現場にも対応
補修・補強をトータルで対応
断面修復材、クラック補修材、目地補修工法まで一貫して提供
材料と工法をセットで提案
材料供給だけでなく、認定工法と合わせた総合的な技術提案が可能
多様な施設に対応
水槽・水路・管路など、上水道施設全般をカバー

